こんにちは。
私が実際に休職中に考えたことや経験をもとに、
同じようなお悩みをもっている方に向けて記事を書いています。
このような悩みを持つ方に伝えたいことはひとつです。
もし転職できたとして
会社を辞める理由を自信をもって伝えることはできますか?
冒頭にも記載しましたが私は神経性うつ症状と診断され3か月休職しましたが、
現在は元の会社に復職しています。
転職を進めるような記事を期待された方もいらっしゃるかと思いますが、
私の場合は会社を辞める・転職するという判断をとらなくてよかったと思っています
#とはいえ転職を否定しているわけでもありません。
というのも、自分の判断に自信をもって正しいといえるからです。
そこで、自分の判断が良かったと自信を持って言い切るための行った思考法を公開にしていきます。
休職中の転職活動失敗談
本題に入る前に転職活動での失敗談を共有しておきます。
当てはまる部分があれば、皆さんもその行動を見返してみてください
転職すれば幸せになれると思っていた
私は会社の上司との関係に悩み転職を考え始めました。
#このころに精神的につらくなり体調もすぐれない状態となり休職しました
この時の考えは・・・
- この上司から離れるには今の会社から離れないとダメだ。
- 環境を変えればもっといい人間関係を築くことができる。
- 勤務時間や福利厚生などもっと働く環境をよくできる。
- 給料も今よりもいい会社もいっぱいある、収入UP!欲しいもの買える!!
このような感じでした。
転職サイトなどに登録して求人情報を見ていると、
自分が知らない世界やキラキラした人のインタビュー記事がたくさんあり、
私もこうなりたい!ここに転職できれば幸せになれると思い込んでいました。
憧れだけが志望動機だった
休職して1か月目は転職サイトの求人情報を確認、
興味がある企業に片っ端から応募といった行動を繰り返していました。
面接では、職歴や実績などは準備したものや経験を語ることなので自信をもって話ができましたが、ただ一つ深堀されると弱いポイントを再認識させられるようになりました。
それは「あなたは弊社に入社して実現したいことはありますか?」というキャリアプランについての質問です。
御社でこんなことがやりたいです!
なぜなら~
では、そのやりたいことが実現できたら
あなたはどのような状態になっていますか?
もちろんよく聞かれる質問であることは認識していたため、
「御社でこれがやりたいです。なぜなら~」というようにやりたいことは伝えられました。
ただ、やりたいことは伝えられても、それをやることで5年後10年後どうなっているか、
ビジョンはあるかなど深堀されていくと回答がしどろもどろになり
結果は「ご縁がなかった」となることがほとんどでした。
当たり前ですよね、給料や働き方など今ないものに惹かれて応募しているわけであって、
その企業でどうなっていたいかは特になかったので。
自信を持つために実践した思考整理法
そんな私が実施したのは、自分がどう人生を過ごしたいかをとにかく紙に考え書き出すことでした。
この時は転職サイトなどにある自己分析や自己啓発本を読み漁り、手当たり次第ノートに書いていました。ですが、今となるとこれからの人生どうありたいかを考えるいいきっかけになったと思います。
私が実際にやったてよかったことを3つ絞りましたので、是非参考にしてみてください。
経験を洗い出す
やってよかったこと1つ目は、学生時代から今までの経験をとにかく紙に書き出すことです。
経験を書き出すことで、
これまでに取ってきた自分の行動を客観視でき、やりたいこと、大切にしていることなど
自分がなぜそのような行動をとったのか行動原理を知ることができます。
経験を書き出す流れは以下です。
- ノートに自分の経歴・経験を記載する
- 記載した内容に具体的な経験を補足していく
- 経験した時の自分の感情と他者の評価を書く
この作業をする際は以下のポイントに注意して実施しました。
- A3用紙など大き目の紙を利用すること
- 思いついたことはとにかくなんでも書くこと
#その時に打ち込んでいたこと
#成功したこと
#失敗したこと
#etc - 5W1H を意識して経験を補足する
#だれが(Who)
#いつ (When)
#どこで(Where)
#なにを(What)
#なぜ (Why) - その経験での自分の感情と他者からの評価を書く
#そのとき自分はできなかったけど本当はどうしたかったか
#他者はその行動をどう感じていたか
価値観を言語化する
次に価値観を言語化していきました。
価値観を言語化することで、
自分の意思で判断できる、自分の価値観で行動するため自分の判断に自信が持てるようになります。
私の場合は「仕事」「人間関係」「お金」「健康」の4つのカテゴリに対してそれぞれ一言で価値観を掲げました。
他にもカテゴリは考えられますが、
転職をするかどうかで悩んでいたためまずはこの4項目を考えてみることにしました。
- 仕事 = 仕事に求めることは何か?
- 仕事が楽しく感じられず、仕事を辞めるかで悩んでいたから
- 人間関係 = どのような人と関わりたいか?
- 転職を考えたきっかけが人によるものだったから
- お金 = お金があると自分はどうなるのか?
- 転職して給料UP!のような考えがあっため
- 健康 = 健康でいるとどうなるのか?
- 精神的にも体力的にもつらくなり休職ため
以下は実際にに書いたものです。まずは書いてみて何度も見直しましょう。
仕事
誰と何をするのかを大切にする
人間関係
楽しそうに行動している人と付き合いたい
お金
自分の行動や生活を豊かにするために使う
健康
健康第一、ワクワク行動できるメンタルとフィジカル
人生のテーマを決める|ミッションステートメント
最後に人生のテーマを作りました。7つの習慣でいう「ミッションステートメント」ですね。
価値観とテーマは似ているように思われますが、
テーマは「どんな人生を過ごしたいか」といった目的、
目的を達成するためにとる行動をどう判断するか基準となるものが価値観である
と解釈しています。
人生のテーマを作ることで、
自分が将来どんな人生を過ごしていたいか(ゴール)から逆算して計画を立てることができます。
ちなみに私の人生のテーマはこちらです。
なにか成し遂げたいことなどは現時点ではありませんが、やってみたいことはたくさんあります。
それらにチャレンジして成功でも失敗でも楽しく誰かに楽しく語れる人でありたいと思っています。
結論を出す方法
価値観やテーマが固まったら転職するかどうかの判断です。
私は転職することと価値観やテーマが沿っているかを比較して考えたところ、
このまま転職活動をするべきではないと判断しました。
また復帰してからこれまでと変わるためにどうするかも考えてみました。
転職するべきでないと判断した理由
転職するべきではない判断した理由は以下の3つです
- 逃げるように転職する行動は誇れないと感じた(人生のテーマとのGAP)
- 応募した企業を見返すと求める人物像に自分を寄せていること(価値観に沿っていない)
- 転職してまで実現したいビジョンが明確にない、そのため5年後10年後がイメージできない
- やってみたいと感じたことは、自分の経歴と全く異なる職種でありこれまでの経験が活かされない
人生のテーマを実現するために
私は転職をするべきではないと判断しましたが、これからの人生を変えるために以下の判断をしました。
- 転職はせずに今の会社に復帰する
- 復職後は現状の職種に近い別の部署に異動し、今の上司との距離を置く(人間関係の悩み)
- 転職活動時に興味を持った分野、やってみたいことは積極的に勉強、副業として可能性を探る
- やってみたいことから実現したいこと・成し遂げたいことが明確になったら転職 or 独立する
まとめ
価値観や人生のテーマを決めるだけで判断軸が増え、いろいろな可能性や視野が広がりますので是非実践してみてくださいね。
では!
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